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2006年11月5日(Sun) No.60
前かけ
■どーも、みなさま。ワダシンジです。
京都は快晴が続いて、
大変過ごしやすい今日この頃です。
3連休を使ってどこかに遠出をされた方も多いのでは。
私はというと、
1日お休みを頂いたのに、
そんな日に限って想定外の事がたくさん起こって、
用事を半分もクリアーできなくてブラックな1日でした。
まぁそんな日もありますよね。
先日、親と京都観光に行ってきました。
大原三千院と東寺に。
紅葉狩りに行ったのですが、
枝の先の先が少しだけ色づいていて、
紅葉、狩れませんでした。
三千院には初めて(お恥ずかしながら)訪れ、
写真でよく目にする景色に、
心を奪われてしまいました。
有清園の中に静かに佇む小さなお地蔵様がかわいかったです。
でもゆっくり庭園内を歩かないと
見逃してしまうくらい小さかったです。
堂内に安置されている阿弥陀三尊坐像は、
「倭座り」と呼ばれる珍しいお姿だそうですが、
比較するものがないもんで、
珍しさがよくわかっ…。
終始「ほぇ〜」「ふわぁ〜」と言ってる始末。
「ニホンノブツゾウムツカシ!」でした。
もし大原に行かれて寂光院に足を運ばれる方へ一言、
案内板が少なくて迷うから気をつけろー!です。
外人さんも迷われてました。
寂光院はその名の通り、
静かで趣のある寺院でしたよ。
東寺にも行きましたよ〜。
静かでほの暗いお堂の中に入ると、
重要文化財が所狭しと佇んでおりました。
私も数々の仏像を見てきましたが、
東寺に安置されている仏像は、
まずでかい!
そしてキラキラ!
そして安置のされ方がラフ!
う〜ん、大胆な世界遺産。
とにかく近づいて見ないと損ですよ!
金堂には時間がなくて入れませんでしたが、
また次回にゆっくりと。
みなさん、東寺東寺と言ってますが、
正式には「金光明四天王教王護国寺秘密伝法院」です。
よく見てください。
「東」って入ってないんですね。
すごい略の仕方だな〜。
中かけ
■今週のイチ☆オシです!
「ジャッカル@〜A(以下続刊)」
(原作:村田真哉 作画:金炳進/スクウェアエニックス)です。
「週刊ヤングガンガン」で絶賛連載中のダークサイドストーリー。
犯罪組織が支配する無秩序な街、シセロシティを舞台に、
連日「ジャッカル」と呼ばれる無頼の殺し屋たちの激しい戦いが繰り返されていた。
彼らの中に、2m級の鉄塊「アリゲーター」を振るい
己の信念を貫く若きジャッカルがいた…。
その名はニコル・D・ヘイワード。
ニコルの孤独な闘いはまだ始まったばかり。
アリゲーターを振るって敵をなぎ払うニコルは圧巻。
闘いながら成長する(最初からかなり強いのだが)ニコルの姿には、
読み手に何かを期待させる気がします。
読めばハマります!
ですからまずは読んでみて下さい!ぜひ!
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都紅葉百景」(橋本健次 中田昭/光村推古書院)
紅葉の季節ぴったりの本をご紹介。
11月初旬から紅く染まり始める京都の街。
京都を代表する写真家のお二人がお送りする「紅葉百景」。
秋の京を存分に味わえる写真と言葉。
上記でも書いたとおり三千院は色づいてなかったなかったので、
先にこの本で私は堪能しました。
見てから観光するもよし、
観光してから見るのもよし。
ページをめくるたびにきっと心奪われます。よ。
実は龍安寺には行った事がないので、
紅葉の季節に訪れてみたいです。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年10月29日(Sun) No.59
前かけ
■どーも、みなさま。ワダシンジです。
京都はすっかり秋空になり、
朝夕はめっきり寒くなってきました。
…ただ昼間は暑い!
本を棚に出しながら汗だくになってます。
もう11月は目の前というに。
がんばれ、本屋さん。
室温に立ち向かえ、本屋さん。
みなさまはインテリアなどに興味がおありでしょうか。
私は雑誌でそういったジャンルを担当しているので、
いっつもおっされ〜なインテリア雑誌を棚に出しながら、
「こんな部屋いいなー」と唸ってます。
そこで一念発起し、
現在部屋をきれいに片付けて、
模様替えを行なっている最中なのですが、
これが中々進みません。
ちょっと片付けるとおもしろいコミックや雑誌が出てきて、
ついつい読み出してしまい…。
気付いたら5、6冊読んでしまってます。
そんな時って必ず後で後悔してしまうんですよね。
しかし、後悔するとわかっていながら、
本を読む手は止まらず。。。
模様替えの最終目標としては、
ソファーを置きたいのですが、
そんなスペース片付けても片付けても見つからず。
…かくなる上は引越しか。
それとも部屋に合うソファーをDIYで作るか。
ソファーへの道は果てしなく険しい。とさ。
中かけ
■今週のオススメコミックです!
「赤い花束」(高橋留美子/小学館)です。
高橋留美子といえば、
「らんま2分の1」や「犬夜叉」などの名作を生み出した漫画界の巨匠。
数多くの名作の中から今日は、
「高橋フリーク(自称)」の私のお気に入りの1冊をご紹介。
誰にでも訪れる日常の一片をちょっと変わった視点で切り取った
6つの短編を楽しめる高橋留美子傑作集です。
家庭に疎外感を感じ始めているサラリーマンの男に舞い降りた一通の葉書。
それはクラス会の案内状だった。
突然同級生の美人の女の子と会えるチャンスが舞い込んだ
おっさんのとった行動とは。(「日帰りの夢」より)
など他5編を収録。
私のイチオシは、
表題にもなっている「赤い花束」です。
宴会中の腹踊りの最中に亡くなってしまった不幸なお父さん。
しかし、葬式の席でも妻はいたって冷静。
妻・息子の愛情に疑問を抱き始めるお父さんに待っていたものとは。
ラストには胸にグッとくる出来事が。
幽霊になってしまった父親の視点から描かれる
ちょっと不思議なお話です。
高橋先生の魅力は、
せつない話なんだけど、
なぜかぷっと笑えてしまう場面もあるとこではないでしょうか。
高橋留美子先生の傑作選はオススメですよ〜。
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都文学散歩」(京都新聞出版センター)
書名のとおり、
文学史に残る有名な小説の中でも
京都が舞台となっている作品をピックアップし、
小説とともに京都を歩く、素敵なガイダンス本。
梶井基次郎の「檸檬」の舞台となった寺町二条界隈、
森鴎外の「高瀬舟」にて罪人が護送される高瀬川など。
心に響く二十七つの名作の数々。
一度は通ったり見た事のある京都の街を、
「文学」という新しい視点から紹介した本です。
有名な観光名所でも小説の舞台と重ねてみれば、
また違った風景に見えるはず。
ちなみに梶井基次郎の「檸檬」にて、
主人公の心の抑圧を解いたレモンを売っている果物屋「八百夘」さんは今も健在。
場所もそのままで今も店頭にはレモンが並んでいるそうな。
小説とこの本を抱えて、
いつもと違った京都散歩をしてみるのもいいかもしれません。
明日は紅葉狩り。
京都の秋を満喫してきます。
天気よかったらいいな〜。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年10月22日(Sun) No.58
前かけ
■どーも、みなさま。ワダシンジです。
2週間ぶりのコラムです。
先週は色々とありまして。
私だって一見暇そうですが忙しいんです。
のだめのドラマ見たり、
のだめを全巻読んだり
ペコさんの新作が載っている雑誌を手に入れるのに
すげー時間かかったり、
…忙がしいんです。
私にとっては芸術や食欲よりもお仕事の秋。なのか。
今日は後輩にチケットをもらったので、
市民コンサートに行ってきました。
クラシックのコンサートは大学以来でしたので、
久しぶりに生の演奏に酔いしれてきました。
市民コンサートと言うだけあって、
曲目も分りやすく聞いた事のある楽曲が選ばれてました。
「威風堂々」や「スターウォーズのテーマ」とか。
他には、子どもたちに指揮者体験をするコーナーがあったりして
見ているこちらも楽しめました。
ちびっ子マエストロが指揮棒をゆっくり振ると、
オーケストラもそのゆったりとしたペースで演奏するので、
いつもと違う感じの曲が聞けておもしろかったです。(曲はハンガリー舞曲第5番)
肝心の後輩はチェロ奏者だったのですが、
前の人とかぶりまくりで演奏している姿がほとんど見えませんでした。
もちろん友人に教えてもらい差し入れをしましたよ。
「小悪魔のパイ」を。
なんせ素人なもんでコンサートの時の、
差し入れのシステムをよくわかってませんから。てへっ。
折角の芸術の秋、
みなさまもお近くのホールに足を運ばれてみては。
中かけ
■今週の特選本です!
「SWAN(@〜M/文庫版)」(有吉京子/秋田書店)です。
チェロをやってる後輩からオススメされて、
がっつりハマってしまったバレエ漫画です。
北海道の片田舎でバレエの練習に励む真澄。
ある日、全国バレエコンクールから出場要請が彼女のもとに突然届き、
訳の分らぬまま出場することに。
そこで多くのライバル、コーチ、友人に出会い、
真澄の人生は大きく変化していく。
プリマに魅せられた、少女たちの愛の競演を描く感動のバレエ巨編!
1976年の作品ですから絵のタッチは少し古い感じがしますが、
内容は全く色褪せていません。
これを読まれたお母様は、
娘・息子にバレエを習わせる確率激高です。
バレエを通しての人間関係や、
そこにうずまく感情を見事に漫画にした作品!
この作品につけた後輩のキャッチフレーズは
「読まずに死ねるか!!」です。
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都でのんびり」(文と絵:小林由枝/祥伝社黄金文庫)
京都育ちのイラストレーター・小林由枝さんが京都の街をおさんぽして見つけた
素敵なお寺やお店を紹介するのんびりゆったりの京都ガイド本。
かわいい水彩画と素敵な文でガイドに花を添えてます。
テーマが「おさんぽ」ですので、
この本を片手に京都の街をゆっくりと歩いてみては。
文庫サイズですので持ち運びに便利。
ポーチにバッグにそっと忍ばせておけばOK。
小さいからってあなどるなかれ、
オススメの観光名所やおいしいご飯屋さんをイラストと文でご紹介。
私のオススメは184pに載っている花見小路通の街景色。
昔ながらの町屋に犬矢来(雨などのはねかえりから壁を守る竹の囲い)や
駒寄せ(馬の手綱をつないでおくためのもの)などが
あちらこちらで見られます。
静かでどことなく懐かしい通りです。
やっぱり京都のことは京都の人に聞くのが一番。
ぜひぜひ。
来週は紅葉狩りに行こうかと思ってます。
京都の秋は一年の中でも一番過ごしやすい季節ですが、
驚くほどその時間は短いです。
みなさまも素敵な京都の秋を満喫されてみては。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年10月8日(Sun) No.57
前かけ
■どーも、みなさま。ワダシンジです。
京都はスッキリ爽やかの快晴でございます。
今週はずっとグズついたお天気だったので、
週末が秋晴れでよかったです。
秋と言えば、スポーツの秋・食欲の秋、
そして忘れてはならないのが芸術の秋ですよね。
ってなわけで先日、美術を堪能する旅に出てきました。
神戸市立博物館にて開催されている「オルセー美術館展」に行ってきました。
パリのセーヌ河畔にある巨大でモダンな駅「オルセー駅」を改築して建造したオルセー美術館。
開館20周年を記念して開催される本展では、
19世紀の芸術家たちの珠玉の作品たちが出展されています。
マネ、モネ、ルノワール、ゴッホなど、
誰でも一度は耳にし、目にしたことのある芸術家たちの作品が
数多く出展されてました。
マネとモネは、兄弟もしくは双子と思っていた私の美術レベルで、
果たして美術館を堪能できるか不安でしたが、
一緒に行ってくれた美術学科出身の友人のおかげで何とかなりました。
まぁマネとモネの話をしたら爆笑されましたが。。。
ガイドブックや本などで見なれているので、
実物を見てみると意外に小さかったり、
逆に大きかったりして驚きました。
本展のパンフやポスターの表紙になっている
「すみれのブーケをつけたベルト・モリゾ」(エドゥアール・マネ)の肖像画なんて、
実物は意外に小さくて「えっ」と声が漏れてしまいました。
想像では3m×3mくらいだったので。
そして本物のマネの絵画にふれて、
マネの絵が好きな自分にも気付きました。
一緒にいった友人に絵画を見る時の大事なポイントを教えてもらいました。
言われて「ハッ」として「グッ」ときたことなのですが、
絵画を見る時にあまり近づかず、
距離をとって見てみる、ということでした。
例えば、アトリエのマネを囲む芸術家たちの様子を描いた
「バティニョールのアトリエ」(アンリ・ファンタン=ラトゥール)では、
近づいて見ると男の人たちがたくさん集まってるだけの絵に見えるのですが、
離れれば離れるほど、人と人との間に距離感が出てきて、
まるで男の人が立体的に浮き出ているように見えるんですよ!ほんまに!
顔や服にも陰影がくっきり浮かんで、
よりリアルに人物が見えてきます。
うーん、不思議です。
友人が教えてくれた一言、「絵画には距離がある」は
めでたく【ワダシンジ名言コレクション】にランキングされました。
みなさまも展覧会に行かれた時は、
絵画に適した距離を見つけてみて下さい。
中かけ
■今週のオススメです!
「摩耶の葬列」(一条ゆかり/集英社)です。
避暑地で出会った、不思議な黒髪の美女・摩耶に惹かれていく玲奈。
徐々に玲奈の思いは摩耶にかたむいていき、
友人以上の感情を抱くようになっていく。
しかし、摩耶には玲奈に隠している恐ろしい過去があり…。
禁断の恋と憎悪を描いた表題作「摩耶の葬列」を含む、
巨匠・一条ゆかりの異色長期傑作選。
実の弟に狂おしいほどの愛情を注ぐ悲しい姉の姿を描く、「おとうと」。
スペイン戦時下におけるせつない恋愛を描いた、「クリスチーナの青い空」。
どろどろした愛憎劇を描かせたら一条ゆかりの右に出る者はいないのではないか、
と思います。
1972年の作品なので、キャラの服装には時代を感じますが、
内容は全く色褪せていません。
少女漫画の原点回帰ともいえる傑作選。ご堪能あれ。
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都モザイク009 京都の洋館」(青幻舎)
京都といえば「和」というイメージの方が多いと思われますが、
モダンでシックな歴史的洋館も数多くあり、
今なお時を刻んでいます。
そんな素敵な洋館をピックアップしてご紹介しています。
最初に紹介されている洋館、「東華菜館」は京都のレストランの中でも
多くの方が目にされ、愛されている中華レストランではないでしょうか。
このお店には手動式エレベーターがあるそうで、
ぜひ一度行ってみたいです。
落ち着いていてクラシックな雰囲気が漂う5F建てのレストランなのですが、
庶民の私には敷居をまたげるのか、またげないのか。
他にもカフェやギャラリーなど京都のツボをついた洋館を
40店舗ピックアップしています。
中には、京都大学人文科学研究所分館や、
龍谷大学大宮学舎本館など大学にある洋館も紹介されています。
龍大の伏見学舎の建物はパルテノン神殿みたいな造りになってますので、
そちらも一度見に行かれてもよいかも。
「京都洋館巡り」っていう800円くらいのガイドが出ない…かなー。
展覧会に行くのは久しぶりでしたが、
とってもおもしろかったです。
オルセー美術館展の私のイチオシは、
ヴィルヘルム・ハンマースホイの「室内、ストランゲーデ30番地」です。
開いたドアから見えるテーブルや椅子を描いた一見普通の絵画なのですが、
これをちょっと離れた(5mくらい)ところから見てみて下さい。
どう見えるかは、見に行かれた方のお楽しみ。ぜひ。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年10月1日(Sun) ♯56
前かけ
■どーも、みなさま。ワダシンジです。
気付いたらもう10月に突入しましたね〜。
今日は折角の日曜日というに、
外は雨。
なんだか休みの度に雨が降ってるような気が。
日曜日は朝から晩まで働いていますので、
外の天気はあんまり関係ないのですが、
それでも快晴だとなんだか気分がいいです。
ちょっとだけ接客の時のテンションが高かったり。
けして雨が降っている時に、
テンションが低いわけではありませんので、
あしからず。
先日、新しく入ったスタッフの歓迎会をしました。
まぁ入ってから半年ほど経ってるんですけどね。
それでボウリングを久々にやったのですが、
自分の投げ方を思い出せず悪戦苦闘。
「シンジさん、投げ方ヘンですよね。」ってさ。
自分ではどういう投げ方をしているのか
わからないんですよね〜。
私の投げ方は例えると、
レアルマドリードのロベルト・カルロス選手の
フリーキックに似ていると。(サッカーですよ)
トットットット、と小刻みに助走して、
ドォーン、みたいな。
そんな感じです。
そんなこんなで本日は筋肉痛day。
みなさまも次の日なりますよね?
中かけ
■今週のオススメです!
「夏目友人帳@〜A(以下続刊)」(緑川ゆき/白泉社)です。
小さい頃から妖怪が見える不思議な少年・夏目たかし。
ひょんなことから彼は祖母・レイコの遺品である
妖怪たちとの契約書「友人帳」を手にする。
そこに書かれてある名を呼べば、
妖怪を呼び出し、操る事ができる不思議なモノ。
しかし、夏目は友人帳によってしばられている
妖怪たちの名前を全て返すことを決意する。
用心棒のにゃんこ先生とともに
名前を返す日々が始まる…。
妖怪たちを従えて、利用することもできるのに、
あえて名前を返していくというストーリーがめっちゃハートフルです。
このコミックの何がおもしろいかって、
恐ろしい妖怪たちに襲われる夏目が、
意外にパンチやキックで退けてしまうところでしょ!
パンチで妖怪を追い払える夏目って一体…。
人と妖怪の関係を今までになかった形で描く、
緑川ゆき先生渾身の一作!!
お見逃しなく!
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都 朝あそび」(光村推古書院)
京都の朝をいつもとはちょっとだけ違うすごし方で始めてみませんか?
朝食はコンビニでパンやおにぎり。
でも時には、素敵なカフェでおいしいパン屋さんで
コーヒーでも飲みながら
ゆったりとお腹を満たしてみてはいかが。
京都の朝市では、
思いがけない掘り出し物が見つかるかも。
午前7時、京都の朝景色はとってもさわやか。
あなたも京都でお腹を満たして、
お買い物して、
古都の空気に朝から触れてみませんか。
そんな京都の「朝あそび」を提案してくれる素敵な本です。
京都は「朝」もおもしろいですよ〜。
私は朝、↑みたいな過ごし方をする場合、
かなり、かんなり頑張らないといけないんですよね。
でも学生の時は、早起きしてカフェでコーヒーを飲みながら、
小説を読んだりしてました。
すると一日がとっても長く感じるんですよね。
お休みの日こそ早起きして、
ゆったりと朝を過ごしてみたいものです。
…できるかな。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年9月24日(Son) ♯55
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
大分涼しくなってきた今日この頃ですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
私はと言うと、先日大学の先輩の結婚式(2次会)に行ってまいりました。
これで3回目ですので、
さすがに慣れてきた自分がいて不思議です。
会に来ていた人の90%が大学の先輩・後輩だったので、
結婚式と言うより同窓会みたいでしたよ。
今までの結婚式でもほとんどと言っていい程、
飲み食いができていなかったので、
今回こそモトはとる、
と意気込んでいったものの、
やはりほとんど食べれずトホホです。
「これで元手が取れる!結婚式2次会の食事とマナー 実践編」
みたいな本が出ないかな〜。
9月は連休、連休で本が1日に凝縮されて出るので、
忙しい事この上ない。
連休よりも前に出したほうが、
きっと売れ行き好調でしょう。
それは十二分に理解しているのですが、
如何せん身体が…。
全国の本屋さんが先週と今週はてんてこ舞いだったのでは。
(新刊配本と)闘え、本屋さん。
(雑誌の付録はさみに)負けるな、本屋さん。
中かけ
■今週のオススメです!
「ソウルイーター」(大久保篤/スクウェアエニックス)です。
月刊少年ガンガンで大人気連載中の死神バトルマンガ!
死神武器職人のマカと、
死神専用武器の「鎌」ソウルの最強コンビが
99個の人間の魂と、1個の死神の魂を求めて闘うストーリー。
こわーい死神や凶器、そして迫力のバトル描写満載なんですが、
とってもポップでちょこっとメルヘンなのは、
まさに大久保マジック!
個性派キャラがかんなりたくさん登場しますから、
自分だけのお気に入りキャラを見つけて下さい!
私のお気に入りは、いっつもひょうひょうと明るく強い「死神さま」です!
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都 生活雑貨」(光村推古書院)
西陣織の商屋が軒を連ねる西陣・室町。
櫛・かんざしなどの和装小物の老舗が並ぶ祇園。
それぞれの地域が特色豊かな京都の町は、
伝統工芸の歴史と技術を今も受け継いでいます。
時代のニーズに合わせて、
工芸品のデザインや使い途も変化しています。
何年も愛用できる逸品から、
そろえて持ちたい日用品まで、
たっくさんある魅力的な工芸品の一片をご紹介してます。
「赤」「白・銀」「黒」など色別に工芸品をセレクトして紹介してありますので、
京都文化にまた違ったアングルから触れる事ができるのでは。
あまたの工芸品の中から、
欲しいものを数え上げるときりがないので、
私が中でもいっちばん気になったものを挙げさせてもらうと、
「Platz」さんの折りたたんでも使える座布団「折座布」です。
座布団が折りたためて、枕になるなんてすごい!
デザインも今風でオッシャレーです。
ちなみに私は、この本を母にプレゼントしました。
贈り物にもぜひ。
今週も出版ラッシュですから、
気合を入れて頑張らねば!
この季節は本屋さんもにわかに衣替えのシーズンですから、
お気に入りの本屋さんに足を運んで見てくださいね。
何か新しい発見があるかも。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年9月17日(Son) ♯54
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
台風が日本に接近してる今日この頃ですが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
「外が雨なんだから、うちでテレビに決まってるでしょ!」
という方も多いかと。
non、non。
そんな日こそ、おうちで美味しいコーヒーでも飲みながら
本を読んでゆったりと過ごしてみては。
そんな「スローライフ」に私は憧れてます。
ところで英語の「slow」には、
「遅い、ゆっくり」の他にも、
「活力のない、退屈な」といった意味もありますので、
「スローライフ」がそういった意味の生活にならないようにしたいものです。
しかし、まずは予定が空けば
すぐさま違う予定を入れてしまう
この貧乏性をどうにかしなければ…。
中かけ
■今週のオススメです!
「しにがみのバラッド。」
(原作:ハセガワケイスケ 漫画:和泉明日香/白泉社)です。
電撃文庫で大ブレイクしたライトノベルが、
満を持してコミック化!
死を司る白き死神・モモと、
死を想い、生を受け継ぐ人々との
哀しくもやさしい物語。
人に必ず訪れる「死」と、
その「死」に関わる人と人との強いつながりを
和泉明日香が独特の鮮やかなタッチで描く人気作品。
全然ストーリーを知らなかった時は、
この表紙の女の子が悪い死神を
バッサバッサと切り倒していく漫画とばかり。
きっと胸にグッとくるものがあると思います!
電撃文庫のノベルスももちろんオススメです!
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都のこころ A to Z」(木村衣有子/ポプラ社)
タイトルの通りAからZまで京都のお土産と見所をご紹介してます。
例えば、Aなら「ART」。
Bなら「BOOK」といった感じ。
私の勝手なオススメは、
Bの「BOOK」で紹介されている「恵文社一乗寺店」、
Fの「FUMI-NO-KO」の「嵩山堂はし本の文乃香」と、
Mの「MAIKO」で紹介されている「花名刺」です。
「恵文社一乗寺店」はいわずとしれたバンビオ店の姉妹店です。
中々他店では見かけない本と雑貨を取り扱ってる素敵本屋さんです。
一乗寺店のステキ度は、文字では語れないので
ぜひ足をお運び下さいませ!
「嵩山堂はし本の文乃香」はお恥ずかしながら知りませんでした。
文乃香とは、封筒にしのばせるお香の袋のこと。
…使ってみたい。
「花名刺」とは舞妓さんが使っているかわいらしい名刺のことです。
お店で色々オーダーして自分の名刺も作れるとか。
もし花名刺を私が使ってたら、正直出版社の人ヒクんじゃないかしら…。
作者の木村さんは京都に8年間住んでらして、
なんと恵文社一乗寺店でバイトしたこともあるとか。
…せ、先輩!?
お話できる機会があればいいなー。
などと軽く妄想しながらこの本を読んでます。
見かけたらお手にとって見てくださいな。
ここで毎度京都の本を紹介してますが、
7年住んでいる私には「京都本」を書くほどの知識はないですね〜。
15年くらい住めば書けるようになるのかなー。
実家の母にかる〜く、
「そげんこつ本屋で働いとるっちゃけん、
本の一つでも書けるっちゃなかと〜?」と。
ムリだ〜。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年9月10日(Son) ♯53
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
雨が降ったりやんだり、
風がビュンビュか吹いたりやんだり、
京都はおかしな天気です。
一番不思議なのが本日の雲模様です。
空を見上げれば厚くて濃いーい灰色の雲があり、
かと思えば、山の向こうのお空に
厚くてごつい白い雲が。
晴れ間なんかも見えたりして。
その雲の上にも白くて薄い雲が。
3層構造の雲を初めて目の当たりにしました。
灰色の厚い雲と
白くてでかい雲が
まるで対峙している様な、そんな空でした。
雲って見る人によって
色んな形に見えるから不思議ですよね。
その時の気分によって雲の見える形が違うのだとしたら、
「雲占い」とかゆうジャンルができるのでは!
「雲が元彼に見えたあなたは恋に病んでます」とか、
「雲がケーキに見えたあなたはダイエット中です」とか。
無理でしょうか。
どなたか『雲占い協会』をたち上げて下さい。
先日、気付いたら自分の誕生日の日で
なぜか当日まで忘れていた自分にへこみました。
大人になると段々誕生日を忘れていくものなのですね。
子供の時はあれほど待ち遠しかった日なのに。
みなさまもご自分の誕生日を忘れた日が、
「大人の階段」を昇る最初の日です。
ゆめゆめお忘れなきよう。
中かけ
■今週のオススメコミック↓です!
「デザイナー」(一条ゆかり/集英社)です。
昼ドラにもなり人気を博した、一条ゆかり先生の超名作コミック!
トップモデルでありながら「亜美」という名前以外は一切謎に包まれた女の
あまりにも過酷過ぎる人生を描いた少女マンガの珠玉の一作。
母親を知らずにトップモデルを目指し必死に生きる亜美。
しかしあることがきっかけで母親の存在を知ってしまい、
あまりのショックで運転を誤り交通事故に…。
事故でモデルの道を絶たれた亜美の目の前に、
突如現れた朱鷺の出した提案とは!?
親子、そして女同士の哀しくも激しい対立が読むものの心をぐっと引きつけます。
最後にはあっと驚く謎が明かされます。
少女マンガの王道にぜひふれてみて下さい。
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都のパン屋さん」(コパン*サンク/mille books)
京都の数ある店の中でもとっておきのパン屋さんだけ紹介した京都パンの本。
ちょっとシックな感じのでもおいしさがもっさり伝わってくるパンや店内の写真と、
「あーこの人はほんまにパンが大好きなんだなー」と感じてしまうあったかいコトノハ。
みなさんはパン屋さんに行かれるでしょうか?
私は●●屋さんにしょっちゅう行って、
毎度のごとく明太子フランスを食べてます。
パン屋の雰囲気が大好きで、
お腹いっぱいでも店に入ってしまうと、
つい500円くらいは買ってしまうんです。
そんな魅力的な京都のパン屋さんを12店舗紹介してます。
残念ながら私が行ったことのあるお店はなかったですが、
逆に初めて出会うパン屋さんがたくさんあると考えて、
お休みの日に行ってみるのが楽しみです。
たまの休日にはおいしーいパン屋さんでパンを買って、
鴨川でのんびりゆったりするのもいいかも。
私は天気のいい日は必ず外出します。
晴れの日が大好きなので。
休みの日に晴れたら、
パンを買って、
川原に行って、
鳥と共に、
パンを食べたいです。
でもこれって一人でやってたらかなり寂しい人なんじゃ…。
まぁいっか。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年9月3日(Son) ♯52
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
朝晩が急に涼しくなったことに驚いている今日この頃です。
でも昼間は暑い暑い。
女性の方は雨傘よりも日傘をお忘れなきよう。
女性は日焼け対策をしないといけないから、
ほんまに大変だな、と思うときがあります。
逆に私は白いし、日焼け難い体質なので、
どうやったら日焼けするかを日々考えてます。
今年、久しぶりに海に行ったのに、
あまり焼けませんでした。
当然上半身裸だったのですが、
焼けたのが肘から先だけって…どゆこと!?
もう私に残された道は、
日サロだけなのでしょうか。。。
今、電車の中や家で漢検・英検の勉強をしているのですが、
漢検準1級は正直難しいです。
人生で使ったこと無い漢字のオンパレードです。
電車の中で勉強してても、
目的地に着くまでに1Pしか進みませんから。
「ショウハクの志」と言われても、
「えっ、小泊?小さく泊まる?
あー人の家に泊まる時は遠慮して縮こまって寝ろ、ってことかー。」
などとわけのわからん解釈をする始末。
漢検の道は遠く険しいです。
中かけ
■今週のオススメコミックはこちら!
「バロック@(〜以下続刊)」(小川彌生/講談社)です。
小さい頃は神童と呼ばれ、今はただのさえない男に成り下がっている樺山温。
冴えない毎日をダラダラ過ごしてきた温に突然転機が!
隣に越してきた美女・神野翼に突然家に誘われ、
あまつさえベッドにまで誘われ…。
しかし、その日を境にトランスという謎の男が現れたり、
エーリアスというイケイケのお姉さまに襲われたり、
温の日常は終わりを告げた…。
「きみはペット」でブレイクした小川彌生先生が新たな境地に挑む、
期待大のファンタジーラブコメディ!
謎が多いので、早く2巻を読みたいですが、
なんと2巻は2007年の冬発売…。
い、1年半後なんですね。
後がけ
■今週の「the book of Kyoto」のコーナー。
「京都読書空間」(桜風舎 編/光村推古書院)
京都には色んな本屋さんがたっくさんあります!
そんな本屋さんと本を読む空間をちょこっとずつ紹介した素敵な本。
ブックカフェ・ブックバーから図書館・古書店まで、
くつろぎの本空間をご紹介。
もっちろん恵文社一乗寺店も掲載されています。
が、現在は恵文社一乗寺店・生活館が新たにオープンして、
リニューアルされておりますので、
この本の内容よりさらに充実した店舗になってます。
みなさまもぜひ足をお運び下さいませ。
京都の街には、本を読みたくなる場所、
本が似合う場所、本と一日付き合える場所がたくさんあります。
あなたの読書空間はどこですか?
この本を参考にあなたも「自分の読書空間」を探してみてはいかがでしょ。
私の読書空間は、電車の中や図書館ですね〜。
本の中にトリップしてしまうと中々戻って来れないのが、
悪い癖です。
最近そんな本に出逢えてません。
いい本に出逢う旅はまだまだ続く…。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年8月28日(Mon) ♯51
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
あっという間に8月も下旬。
もう9月に突入ですね。
赤とんぼが飛ぶ季節がやってきました。
う〜ん、時が経つのは早いもんですね〜。
ついこの間、梅雨が明けた気がするのは私だけでしょうか。
朝、晩はめっきり涼しくなった…気がします。
しかし、京都の日中はほんとに暑いです。
みなさま、京都に観光に来られるなら、
絶対春か秋をオススメします!
もうすぐ紅葉の季節ですから、
お弁当を持って紅葉狩りに行きたいなぁー。
小学生の時は紅葉狩り=落ち葉掃除、と信じてやまなかったですからね。
今更ですが、以前にもこのコラムで紹介した
「少女ファイト」と「ソウルメイトツーリスト」のサイン本をgetしました。
サインがされている本はいくつか持っているのですが、
サインコミックは初めて買いました。
しかも絵入り!
うーん、豪華。
コミックを手に一人で感動してしまいました。
みなさまも上記2点は要Checkですよ!
中かけ
■今週の特選コミックはこちら!
「鬼斬り十蔵(@〜C)」(せがわまさき/講談社)です。
時は江戸の世、九曜の女の家に代々受け継がれてきた「鬼込の太刀」。
その太刀には伝説の陰陽道師が封印されてあった。
一家のドラ息子・源蔵がその封印を解いてしまい…。
体内に狗神を宿した源蔵の弟・十蔵と、
その許嫁の体に居候することになった源蔵、
そして太刀に一緒に封印されていた妖怪・尾咲の
体を取り戻す険しく長い旅が始まる。
一躍大ヒットした「バジリスク〜甲賀忍法帖〜」のせがわまさき初の長編物語!
画力もさることながら、ストーリーの意外性に驚くこと間違いなし!
私のイチオシです!
後がけ
■「the book of Kyoto」のコーナー。(←まぁ京都本ってことなんですが)
「京都ご案内手帖」(平澤まりこ/ソニー・マガジンズ)
タイトルの通り、京都の1年を平澤まりこさんが感じたまんまにご紹介。
かわいい挿絵とかわいい文で京都の名所、秘所をくまなく案内してくれます。
そこで出会った愛すべき人やものとのストーリーが大切に綴られた一冊です。
ここで紹介されているお店やお食事処は、
私が言うのも何ですが結構ツウやと思います。
この本があれば、友人が京都に来て案内する時に、
きっと満足してもらえる京案内ができるのではないでしょうか。
私が足を運んだ事のあるお店も何軒か。
自分が行ったことのあるお店が本に載ってると、
なぜかちょっとだけ嬉しくなりませんか?
…私だけかー。
京都にずっと住んでいる人にもオススメの
京都ご案内手帖。ぜひ!
とってもいい本なのですが、
紹介されているお食事処は少々お値段がはるかも。
まぁたまには贅沢もいいですよね。
それか遊びに来た友人にご馳走してもらうのもアリかも。
そんで京都工芸にふれてみるのもアリかもしれませんよ。
先週から同人誌がドッカンドッカン入荷してきて恵文社内は
一層慌ただしい今日この頃です。
でも誰かさんも言ってたように
「あわてない、あわてない、一休み、一休み」
をモットーにお仕事をしていきたいものです。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
2006年8月20日(Son) ♯50
前かけ
■どーも、みなさま、ワダシンジです。
台風が日本を直撃している昨今ですが、
いかがお過ごしでしょうか。
私はというと、お休みを頂いて実家の方に帰ってました。
台風とともに。
自分がウスウス雨男ではないか?
と思っていましたが、
まさか台風直撃とは。。。
実家に帰った日に台風とコンニチワ、
京都に帰るときに台風も一緒にサヨナラ、
暴風雨と共に去りぬ、か。
ですから実家に帰っても家でゴロゴロしてましたさ。
台風のせいでどこにも行けませんでしたが、
台風のおかげで体を休めることはできました。
台風直撃でよかった。…のか。
私みたいな雨男は、
ダムの近くに住んでれば、
しょっちゅう雨が降って、
ダムの水量がいっつも満タンでいいのかもしれないですね。
…でも降り過ぎて溢れたらどうしよう。
でわ、たまにはダムに行くってことで。
中かけ
■今週のオススメ小説はこちら!
「いじめの時間」(江國香織、ほか/新潮社)です。
タイトルの通り、「いじめる子」「いじめられる子」の様々な「いじめの時間」を
7名の著者の独自の視点で切り取って描かれる7つの短編集。
「いじめ」の描写にこれほど切り口があったのか!
と思うほど、7名の短編はそれぞれ独特の世界観で描かれています。
中でも私にとって印象的だった作品は、
角田光代先生の「空のクロール」という短編。
全く泳げない女の子が、自分とは正反対な女の子にいじめを受け続けるお話。
いじめを受ける主人公は、いじめられても相手の言いなりになって全く抵抗しません。
自分の持ち物をゴミ箱に捨てられても、
友達にパシリ扱されても、
全く抵抗しません。
でも確実に負の心は彼女を蝕んでいき、
ついに彼女は糸が切れたようにある行動に移りだす…。
「いじめ」を受けている時でも冷静な彼女がとても印象的でした。
ぜひ読んでみてください。
後がけ
■先週からお知らせしていたとおり、
今週から新コーナーを始めてみようかと。
ずばり『京都本コーナー』です。
PCの前で溜息をついたあなた、
まぁまぁそういわんと、お付き合い下さい。
「KYOTO CAFE GUIDE」(木村衣有子/平凡社)
京都の老舗から今どきのカフェまで、20軒を紹介しているガイド本です。
シックな写真と気取らない文体で綴られるカフェの紹介文が
するするっと体に入っていく感じがして、
読めばいつのまにか京都カフェに行きたくなってるはずです。
私も紹介されているカフェに何軒か行った事があります。
もちろんこの本を読んでから行きましたよ。
読んでから足を運ぶか、
運んでから読み深めるか。
どちらも楽しめる事は間違いない。はず。
最後に本文よりお気に入りの一文を。
京都の、二十軒カフェを巡る小旅行。
入店すればあなたは、通過するだけの観光客ではなく
「京都カフェ」における登場人物になる。(本文より)
久しぶりに親戚の家に遊びに行くと、
子供達がめっちゃ大きくなっててビックリ。
加えてバトン競技で日本一や九州3位とかになってたから、
さらにビックリ。
生まれた時から見ていると何だか不思議な気分になります。
気分は完全にファーザー。
そんなことってありませんか。
京都本コーナーが始まりましたが、
どうぞ今後ともお付き合い下さいませ。
長い目で、うんとなが〜い目で見てやって下さい。
それでは、また来週のコラムも見てくださいね〜。ふがっふふっっ。
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