父親の葬儀について

s_047突然朝早く実家にすんでいる母親から「父親が外出先で倒れて病院に搬送された」という電話がありました。
正月に帰ったときにはお酒を一緒に飲んでいたのが最後でしたが、そのときは元気だったので驚きました。

病院についたときにはすでにストレッチャーに父親が亡くなり横たわっていました。
触ってみると冷たいので本当に死んでいることを実感しました。
外出先でなくなったので死亡原因がわからないということで、解剖を実施している大学病院にそのまま搬送されました。

大学病院の待合室で3時間ほど待たされている間に葬儀屋さんに連絡しました。
20年ほど前に祖母が亡くなったときに、お世話になっていたことがありました。
父親の死因は脳梗塞による低体温症で、倒れた時に廻りに誰もいなく発見が遅れたことが悔やまれます。

葬儀屋さんが霊柩車を手配してくれたので父親を実家に搬送しましたが、後部座席に一緒に座らせてもらえました。

葬儀屋さんから葬儀の段取りを説明してもらいましたが、突然亡くなったので頭が混乱していた状態でした。
お通夜と告別式の日程と葬儀場を抑えることを最初に決めないといけませんが、定年退職するまえはそれなりの地位を占めていたので参列者を100人前後と想定して会場を決めました。

互助会に入会し、積立がすでに満期になっていたので祭壇、棺は特別料金でした。
そのほかにも料理やお布施代を含めると150万円ぐらい葬儀代にかかりました。
祖母の時は200万円ぐらいかかっていたのでそれに比べれば抑えたつもりでしたが、お坊さんは身内に頼みましたが戒名含めて50万円かかったのが予想外でした。

葬儀当日は実家から葬儀場まで30分ほど離れていました。
近所の人や田舎から大勢参列してくれたので、120人くらいになり食事を追加してなんとか間に合わせました。

親戚や会社関係から多くの香典をいただいたので収支的にはほぼ同額で済みましたが、後日香典返しを四十九日後に配送したので赤字になりました。
でも、葬儀が一区切りつき、やっと安心した気持ちになれました。