葬儀をする意味ってなんだろう?

大切な人が亡くなった時の葬儀について考えた事がありますか?
葬儀ってなんの為にするのだろう、亡くなった人はもう自分の意思は無いのだから葬儀なんて生きている人、残された人のエゴというか自己満足ではないだろうか?なんて考えた事がある人はきっと私だけではないはずです。
でも葬儀を行う事にはやはりちゃんと意味があるんですよね。

葬儀を執り行う準備は大変で、悲しみに打ちひしがれている暇も無く次々と決めていかなければならない事がたくさん出て来ます。
祭壇一つにしても値段によって細かく分かれていたりして、葬儀屋さんと色々相談したり故人の知り合いへの対応など、ゆっくりと休んでいる暇はありません。

何かに追われている時、人間というものは悲しみさえも排除してその儀式を滞りなく執り行う事だけに意識を集中させます。
葬儀の1番の意味はこの残された人に悲しみに暮れている時間を与えずに、頭を整理させ冷静になる時間を与えてくれる事ではないかなと思います。

s_041故人が生きた証を見届けるまでは、家で1人打ちひしがれている訳にはいかないのです。

そんな慌ただしく過ごしている葬儀の準備中は、どうしても費用の細かい点を見落としがちになり、後で葬儀屋さんとトラブルになってしまったなんて話しも聞いた事があるので、その点は注意したい所ですね。

見積もりで自分が確認し認識していた金額よりも後から請求された時に高くなっていて驚いたっていう事なんです。
消費税も込みでの値段なのかそうではないのかという事を、最初に業者の方とキチンと確認しておく事おすすめします。

葬儀は自分が亡くなった後に執り行われる儀式ですが、生前から親しい人達に自分はどんな風に最期を見送ってもらいたいのかという事を伝えておくといいかもしれません。
内輪だけで静かに見送って欲しいのか、生前派手好きで寂しがり屋だから派手にしたいなどといった希望です。

人生の最期に故人らしく見送られるというのは素敵な事だと思います。